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明るい話・その2

2006/01/08の日本海新聞紙面より


輝かしい新年を迎え、日本海新聞の読者の皆さまにはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。お年玉とはまいりませんが、「明るい話・その2」をお届け致します。


- 少子高齢化に展望 -

最近、「将来が暗い暗い」といわれている分野、テーマでありながら、私が明るい展望を持っているものの二つ目が少子高齢化です。一般論として、役所は新しい予算や定員を獲得するため、いろいろと新しいテーマを見つけてきては「大変だ!大変だ!」と触れ回りますし、マスコミも権力機構の不正や怠慢を指摘するのを重要な使命としているため、役所の新しいテーマへの対応が不十分だと思えば、「怠慢だ!怠慢だ!」と警鐘を鳴らします。その良い例が少子高齢化でしょう。
私も少子高齢化は非常に重大な問題だと思います。しかしながら、「少子高齢化の結果、(体の不自由なお年寄りが増え、元気な若者が減って)日本社会の活力が大きく損なわれるから日本の将来は暗い」という趣旨一辺倒の昨今の役所のけん伝やマスコミの報道ぶりは少し行き過ぎだと感じます。今後は、少子高齢化対策をしっかり講じることと併せて、少子高齢化の時代を明るく、楽しく生きるという積極的な発想でも役所やマスコミに多くの知恵を出していただきたいと思います。


- 施設を快適に利用 -

例えば、二〇〇七年から団塊の世代の定年退職が始まりますが、六十歳を迎えられた同世代の方々が総じて非常にお元気で活力にあふれ、経済的にも豊かであることは衆目の一致するところだと思います。定年後に時間的余裕も手に入れられた同世代の皆さまが、今後の人口減により物理的余裕のできる道路や公的建造物などさまざまなインフラや施設を快適に利用できる老後は非常に快適であると考えます。
また今後急増する高齢者の皆さまの特徴は、総じて経済的に余裕はあるが面倒くさいことは嫌いということだと思います。例えば、信頼できる身近な事業者に、新しく購入する冷蔵庫の色や形から自宅の改築に至るまで、できる限り任せてしまいたいというような発想をお持ちの方が多いだろう推察します。この点に着目して、高齢顧客層を対象にお宅訪問などの日常的な触れ合いを通して信頼関係を築くことに集中すれば、地方の中小事業者の皆さまの将来も明るいと確信致します。


- 明るい面も念頭に -

私は、少子高齢化に限らず、今後どのような事態が生じても役所やマスコミの論調に過度に惑わされず、常に物事の明るい面も念頭に置きつつ明るく難局に対処していく日本国民であってほしいし、必ずそうあるはずだと期待しております。
なお、長らく更新が滞っておりました私のホームページも、来る十一日から更新を再開し皆さまのご来訪をお待ち致しますので何とぞよろしくお願いします。

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